インプレッサG4(GJ型)の1日試乗レビュー
今月にモデルチェンジがされるインプレッサですが、その前にタイムズレンタカーでレンタルして、走りを味わってみることにしました。 エンジンは水平対向4気筒1599ccのDOHCで、最高出力は115PSの15.1kg・m タイアはグッドイヤーのExcellenceで195/65R15 フロントのデザインはヘキサゴングリルを基調としていて、スバルらしく筋肉質でいいと思います。 しかしリアはあまり考えて作られていないような気も…… モデルチェンジした新型では、リアデザインがかなり良くなっていたので 今までの反省はしっかり生きているんでしょうね。 内装については最下位グレードということもあって、かなり簡素で味気ないものでした。 シートもスバルにしては珍しく、沈み込む系で、ホールド性はあまり良くなかったです。 最近はCセグメントも大型化していて、このインプも3ナンバーなので リアシートの居住性やトランクの容量も大きく、使い勝手はいいと思います。 走り出してみると、やはり1.6Lエンジンは力不足かもしれないと思わされます。 また、CVTもダイレクト感があっていいのですが、下位グレードともあってパドルシフトはついておらず、シフトノブのマニュアルモードすらないという状況。 (エンブレのかかるLレンジのみ) 下位グレードとはいえ「インプレッサ」を名乗る車ですので、もうちょっと運転の喜びみたいな要素を入れてくれてもよかったのではないのかなと。 そしてハンドリングについてですが、これはさすがというほかはないですね 代々受け継がれている高いボディ剛性、そしてダブルウィッシュボーンサスペンションによる接地感の高い後輪のため、15インチタイアとは思えない操舵性能の高さです。 それでいてサスペンションはしっかりとストロークし、余計な突き上げやゴツゴツした振動もなく、快適にクルージングができます。 高速スタビリティも非常に高く、高速道路を走行していてもかなりのフラットライド 私が自分で所有しているWRX STIに結構肉薄しているスタビリティは本当に驚きです。 そして意外だったのは後席の乗り心地の良さ。 ノッチバックスタイル(荷室とキャビンが独立したスタイルの車)であるため 後輪からのざわざわとした騒音は抑えられており