スバルレヴォーグSTI Sportsに試乗しました! これはマツダ車、ドイツ車を凌駕している!

先日我が愛車であるWRX STI君が6ヶ月点検を迎えたので、岩手スバルのディーラーに行ったところ、レヴォーグのSTI Sportsの試乗車を発見!

人気だったので難しいかと思いましたが、ディーラーの方に懇願してなんとか乗せていただきました。


まず見た目なんですが、STIのエンブレムやメッキ調のバンパー、さらには専用の鍛造ホイールなど、一目で最上級グレードであるSTIスポーツであるとわかります。

もともとスバルらしい筋肉質で良いデザインだとは思いますが、それにより磨きがかかっている印象ですね。


そして内装ですが、これが素晴らしい!!
シートはボルドーを基調とした配色で、ハンドルやセンターコンソール、シフトノブにもボルドーのステッチが入っています。
正直今までのスバル車はマツダにはインテリアで負けているところがあったと思いますが、もうこのグレードに限って言えば、こっちの方が上のようにすら感じてしまいます!
シートのホールド性も大変良く、これまでのレヴォーグからの改善点が生かされていると思います。


そして走りですが、ちょっとこれは驚きを通り越してカルチャーショックですね。
良い。良すぎる。

コツコツとした突き上げ感は殆どなく、姿勢はかなりフラットを保ちつつ、路面を舐めるように滑らかにスイスイ進んでいきます。
ハンドルを曲げるとあまりロールはせず、タイムラグもなく、きびきびとコーナーを抜けていきます。
ワゴンボディのためか、後ろから聞こえて来るざわざわとしたロードノイズがほんのすこしだけ気になりますが、許容範囲だと思います。
まるでフォルクスワーゲンや BMWの上位グレードに乗っているような、いや質感としてはそれ以上のドライバビリティを感じます。

スポーツヴァージョンだからといって乗り心地を犠牲にする時代は、もう終わりなのです。
マクラーレン570Sやポルシェ911もどんどん乗り心地が良くなってきている(らしい)

日本のスポーツカーも新たな段階に来ているのだなぁと強く実感。
STIはただ単にスパルタンに走りを追い求めるだけではなく「上質な速さ」も追求していくのだという姿勢が見えてきました。

このSTI Sportsというブランド、BMWのMやメルセデスのAMG、あるいはルノースポールのようなスポーツブランドとして育っていってほしいなぁと思います。


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