スズキ・アルト(CVT・4WD) 試乗インプレッション
最初のひと転がりで軽い車だとわかる。
CVTなのに走り出しがスムーズで、ダイレクト感がある
シートの形状はダサいし、後ろからの視界が良く無い。しかし、N-ONEやN-BOXよりも座っていて疲れない。
ドアの音、特に開けるときがいい。車の剛性を感じる
着座位置はエヌワンよりも低いが、普通くらい。
ハンドルの応答性は軽自動車とは思えないくらい良い。すぐに反応するし、なまくらな感じがない。ハンドルの重さもちょうどいい、正確性はもう一歩で、時々舵角修正が必要。
天井が軽い感じ、頭もぐらつかないし、コーナリング中も非常に安定
エンジンのバイブレーションはアクセルと床に伝わって来るが、軽いこととのトレードオフと考えれば許せる。
エンジン音は軽としては標準レベルで、特に気にならない。
ハーシュネス(路面からの突き上げ感)は細かい振動がコツコツ伝わって来るが、大きい振動はいなし方がうまく、内臓に突き上げて来るような動きはない。
後ろの席だと若干だが細かい振動が多くなるが、ワゴンRほど前後で差があるわけではない。許せるレベル。
高速道路でも安定感は高い。路面に吸い付くように走り、まるでスポーツカー。振動もいつまでもプルプル震えることもなく、ピシッと収まる。
剛性が非常に高く、ハンドリングが気持ちいいし、高速域で安心感が高い。
ヘッドクリアランスがもう少し欲しいが、着座位置を下げると対応できることはできる。
エアコンなどの送風の音がうるさいとかんじることはあった。
軽自動車でのベストバイは明らかにこの車だ。重量の軽さと値段の安さと剛性を両立できた功績は大きい。単なる新興国向けベース車ではない。ヨーロッパ的な走行性能と、乗り心地を実現している。
居住性も良好で、後ろの席でも乗り心地は良く、しかも広い。スーパーハイトワゴンなんか買う意味あるのかよと言いたくなる。
より詳しい解説は、こちらをご覧ください↓
https://www.youtube.com/watch?v=C3g8QgzHic0&t=5s
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